社会福祉法人海望福祉会では、社会福祉士国家試験受験資格取得にかかる「相談援助実習」の受入れを行っています。高齢者介護・障害者支援など幅広い福祉サービスを展開している特性を活かし、様々な体験をしながら実りある実習をサポートいたします。
実習までの流れ
まずはお電話でお問い合わせください。事前訪問のための予定を決めます。
事前訪問では、実習内容の希望に添えるように、打ち合わせをして、実習のプログラムを決めます。
実習のプログラムが決まったら、実際に実習のスタートです!
事前訪問について
実習内容の希望に沿えるよう、事前訪問に対応しています。実習前に、学生と指導員双方で内容を確認し、「実習を通して何を学びたいのか」「どんなことを学べるのか」を明確にすることで、より充実した実習になるようプログラムを作成します。
お気軽にお問い合わせください。
1退院支援時の医療との
連携について知りたい
実際に病院を訪問し、退院時カンファレンスに同席することも可能です。医師や看護師、リハビリスタッフ等との連携について学びを深めることができます。
2サービス担当者会議に
同席し、他専門職・他機関との
連携を学びたい
事業所で開催される会議だけでなく、実際にご利用者様のお宅に訪問し、会議に同席することも可能です。
3法人内の他の事業所との
連携について知りたい
海望福祉会には、特別養護老人ホームをはじめ、デイサービス、障害者支援施設、有料老人ホームなど様々な事業所があります。日頃からこまめな情報共有による連携を図り、良好な関係を築いている中で、各事業所の協力のもと、実習をサポートします。
4法人内の相談員
(施設系・在宅系)の
業務内容を知りたい
特別養護老人ホーム・障害者支援施設などの施設系、デイサービス・有料老人ホームなどの在宅系など、各事業所の相談員の協力のもと、実践的な実習を行います。
5地域とのつながりや、
インフォーマルサービスに
ついて学びたい
配食サービスや、シルバー人材センターとの関わり、民生委員の仕事など実際に利用されている様子を確認できます。
法人内には多様な事業所があり、
そこで実習することで相談技術の幅が広がります。
どのような要望でも遠慮なくご相談ください。
実習について
社会福祉法人海望福祉会では、高齢・障害いずれの事業所も運営しているので、様々な実務実習をすることができます。実習中は、必要に応じて各養成機関等と実習担当者が連携し、資格取得のための様々な学びの場を提供します。研修や実習は、短時間のものでも受け付けています。
実習風景
ご利用者様とのふれあい
リハビリの見学
サービス担当者会議
実習指導者
担 当 |
宮﨑 美智子 |
所 属 |
あんどの里居宅介護支援事業所 |
職 名 |
管理者 |
保有資格 |
主任介護支援専門員・社会福祉士・介護福祉士
社会福祉士実習指導者講習課程修了 |
主な経歴
- 平成14年4月
- 社会福祉法人海望福祉会入職
あんどの里デイサービスセンター生活相談員
- 平成18年4月
- 障害者支援施設ひゞき 生活支援員
- 平成23年1月
- あんどの里居宅介護支援事業所 管理者
現在に至る
私も学生時代には現場実習を経験し、学校の勉強では知ることのできない現場の雰囲気を感じることができました。
実習中は、現場の雰囲気を肌で感じていただきながら、皆さんが安心して実習に取り組めるようにサポートします。
一緒に相談支援の学びを深めていきましょう。
実習修了者インタビュー
療養型病院に在職しながら、社会福祉士を目指して通信教育で学習。あんどの里での実習経験も生かし、試験に見事合格されました。
PROFILE
- 平成30年
- 社会福祉士国家試験合格
同年、療養型病院内の異動によりソーシャルワーカーとして勤務
現在は、滋賀県内の実家で子育て中
平成28年の春に約3週間あんどの里で実習させていただいたのですが、そのきっかけは資格取得の勉強でお世話になっていた先生からご紹介いただいたことでした。それまでは、高齢者の方との関わりが少なかったので、実際の現場に身を置いてみると勉強になることばかりでした。
実際にご利用者様のご自宅へ同行したり、カンファレンスの場に出席させていただいたり、貴重な経験が出来たと感じています。特に心に残っているのは、ご利用者様からお身体の状態やご家族様の状況などを聞き取りして、実際にケアプランを作ったことです。まだまだ福祉や介護についての知識が乏しかったので、指導者である宮﨑さんに教えていただきながら作成を進めたのですが、出来上がったものをご利用者様に聞いていただくときにとても緊張したことを今でもよく覚えています。
初めてのことがたくさんありましたが、宮﨑さんをはじめ、事業所の方々がとても親切に指導してくださったので、最後は名残惜しく感じました。あんどの里での実習では、自分自身の課題を見つけると同時に、改めて「必ず社会福祉士になる!」という思いを強くしてくれました。そのことが試験までのモチベーション維持に繋がったと感じています。あんどの里の皆さんには、実習期間中本当にお世話になりました。今でも感謝の気持ちでいっぱいです。落ち着いたらまた、社会福祉士として仕事をしたいと思います。