東館は、10人を1つのコミュニティとする生活介護方式(ユニットケア)をとっています。個室でプライバシーを守りながらも、家庭的な雰囲気の中でお過ごしいただくことができます。春には桜が咲き誇る中庭と、海を眺めながらゆったりと入浴できる浴室が自慢です。
配置医師として内科医が週4回、精神科医が月2回往診に参ります。看護・介護職員と連携し、入所者の皆様の健康管理に努めています。
理学療法士による機能訓練は、お一人おひとりの身体機能に合わせて、歩行訓練など日常生活におけるリハビリを中心に行っています。
お一人おひとりの状態変化に合わせた食事の検討をはじめ、多職種と連携しながら栄養状態の維持・改善に努め、日々の入所者の皆様の栄養管理(栄養ケア・マネジメント)を行っています。
医師や看護職、介護職、理学療法士、介護支援専門員、管理栄養士などの専門職が連携し、入所者の皆様に毎日を穏やかにお過ごしいただけるよう支援しています。
・65才以上の要介護認定者
・40才以上65才未満の脳血管疾患、初期認知症など、政令で定められた特定疾病による要介護認定者
あんどの里には、ご利用者様やそのご家族様から、「過度な延命治療を施さず、医療機関ではなく、住み慣れたあんどの里で、自然な形で最期を迎えたい」というご要望が寄せられます。その声にお応えするため、わたしたちは「ご利用者様のライフサポーター」として、人生の最期・看取りまでを支援する取り組みを実践しています。ご利用者様の尊厳を尊重し、食に関する支援はもちろんのこと、口腔ケアの実施、褥瘡(床ずれ)予防対策の徹底や、お一人おひとりの状態に合わせたきめ細かい対応で、穏やかに最期をお迎えになるその時まで、支援して参ります。
あんどの里では、ご利用者の皆様への口腔ケアに力を入れています。口腔ケアとは、単なる歯みがきやマッサージではなく、歯科衛生士の指導のもと、お一人おひとりの口腔内の状態や機能に合わせたメニューを組立て、実施しています。誤嚥性肺炎をはじめとする様々な疾病による入院の減少や、口腔マッサージなどによる口腔周囲の筋力の保持、嚥下機能の維持・改善など、様々な効果が現れています。毎月1回の歯科衛生士の巡回指導により、日々のケアを行う介護職員も高い口腔ケア技術の習得に努め、スキルアップを図っています。
「おはようございます」
その日のお身体の状態に応じて職員が声をお掛けします。起床後は着替えをし、身だしなみを整えます。
お食事の際、必要な方には職員がお手伝いします。
その方の体調や生活習慣に合わせて、食事を提供しています。
食後には、口腔ケアを行います。
入浴はお一人につき週2回となっていますが、体調や皮膚の状態などに応じて適宜対応いたします。
入浴の日でない場合は、テレビを観たり談笑したり、ゆったりと思い思いにお過ごしください。
お一人おひとりの飲み込みの状態に合わせた食事を提供します。季節感を大切にし、栄養バランスを考慮しています。
食後には、口腔ケアを行います。
①常食
ごはんや肉、魚など、食べ物の飲み込みに問題が無い方の食事です。
②やわらか食
ものを噛む力が少し弱い方の食事です。
肉や魚なども、噛みやすく、飲み込みやすいよう厨房で加工しています。
③嚥下食
ものを噛む力が殆ど無い方の食事です。
そのまま飲み込んでも大丈夫なように、ムース状に加工しています。
午後のお楽しみは、様々な余暇活動。
毎月開催される誕生会は、地域のボランティアさんをお招きして、歌や踊り、楽器演奏など、多彩な内容でお楽しみいただいています。
また、職員と一緒に季節の花をプランターに植えたり、おやつ作りを行うなど、少人数のユニットならではのお楽しみもご用意しています。
お一人おひとりの飲み込みの状態に合わせた食事を提供します。季節感を大切にし、栄養バランスを考慮しています。
食後には、口腔ケアを行います。
入善町名産のジャンボすいかですいか割り!
職員と一緒におやつ作りをしています
季節の行事を大切に。
ひな人形を飾る職員を見守ります。
月に1度行われる誕生会。
様々なボランティアさんが来訪されます。