魚津市と富山市で、特養・障害者支援施設・デイ・有料老人ホームなど多様な福祉サービスを展開
「ユニバーサル雇用」とは、生活困窮者や障害者、あるいは、病気等によって、就労意欲はあるが働きづらい状況にある方など、社会的支援が必要な人たちに、中間的就労(当法人の雇用による収入と生活保護費により、中間的自立を進める)や社会参画の機会を提供する取り組みです。
平成17年からの取り組みを実績として、平成25年度には魚津市の委託を受け、さらに自立支援プログラム推進事業をスタートしました。自立支援プログラム推進事業は、生活保護受給者などに、就労の機会を提供しながら、当法人での雇用を進め、地域社会の一員としての社会的自立や健康回復などをめざす自立支援事業です。
その他、海望福祉会では、平成29年5月に富山県知事の認定を受け、自立相談支援機関のあっせんに応じて就労者を支援する生活困窮者就労訓練事業も実施しています。
食器洗浄や洗濯業務、食事の準備など、毎日の業務の中で大切な役割を担っています。
就労支援担当者が、業務の様子を確認したり、面談の際にアドバイスを行います。
17名
単位:円
主な経費 | 金額 |
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給与・謝金(19名) | 26,284,968 |
社会保険料 | 3,802,403 |
退職金制度掛金 | 321,778 |
制服代 | 103,121 |
【合計】 | 30,572,270 |
主な財源 | 金額 |
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委託費(魚津市自立支援プログラム推進事業) | 288,000 |
法人財源 | 30,284,270 |
【合計】 | 30,572,270 |
「ユニバーサル就労」では、障害者や生活保護受給者および生活困窮者に対し、中間的就労から経済的自立まで、一人ひとりに合わせて目標を設定しています。
本人の希望でいくつかの仕事を選択し、ボランティアからスタートして、個人の状況に応じて、実費弁償程度での活動参加、中間的就労、雇用(最低賃金保障)、一般賃金(有資格者)へと段階を踏んで進めていきます。
本人の希望を聞きながら、仕事内容と就労時間、日数などを決め、その後は法人職員が挨拶や心構え、職業倫理、業務手順などについて細やかな育成指導を行っています。
就労の頻度は、週1回2時間程度のボランティアから、週5回8時間勤務までと幅広く、職務形態は様々です。
主な仕事の内容 | |
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介護助手 | 車椅子磨き、タイヤの空気入れ |
レクリエーション補助 | 清掃(浴室、居室など) |
畑仕事 | 清掃(草むしりなど環境整備) |
シーツ交換 | 窓ガラスふき |
厨房での食材の切り込みや食器洗浄 | 池の掃除 |